デビュー戦をKO勝利で飾り幸先の良いデビューを果たした山崎茜だったが、同期にデビューした中で新人王になったのは佐々木マリア、日本チャンピオンになったのは姫川うめかでありスポットライトを浴びたこの二人に対して、埋没してしまっている感は否めない。それでも地元は茜をナニワの星とエールを送り続け、彼女もその期待に応えるべく持ち前のタフネスぶりを活かして試合を多く組み実践を重ねていく。

戦績は8勝6敗と勝っては負けての繰り返しであるが、闘った数だけ彼女は強くなった。そして、今宵栄光のベルトを手にすべく輝かしきリングに立つ。